【ぎっくり腰】予防なら股関節・開脚ストレッチ!
2019/11/27
痛くて動けない...大丈夫です。かなり楽になります。これを試してみてください!
腰のストレッチではありません。股関節と大腿筋膜張筋のストレッチです。
ぎっくり腰のメカニズム
例えば、体を前に傾けたりしますよね。前に傾けるときというのは、腰は確かに動きます。
腰も動きますけど、股関節も動きますし、膝も伸びていきます。
肩甲骨も同時に動きますし、首も動いてきますし、腕・肘も伸びます。ようは
前にかがむ動作1つだけを見ても、体は全身が連動して動くんです。
そこで例えば、首だったり肩甲骨だったり、股関節だったり膝だったりとか足首もそうです。
肘だったり手首だったりとか、いろんな関節が連動して動かなくちゃいけないのに
そういったいろんなとこが、筋肉疲労で固くなっちゃてるんです。
固くなって前にかがむ・動くときにいろんなところが動かなければ
腰が余計に動くことになります。
動き過ぎてしまった状態で
背骨とか骨盤の関節とかが、動いてはいけないところまで動きます。
そうすると体というのは、防ごうとします。でも動いちゃうんです。
それで関節がグキっと捻挫したような状態になります。
足首を捻挫するような感じです。
この状態が、ぎっくり腰なんです。
ぎっくり腰の原因
なのでぎっくり腰の原因を一言でいうと
全身の筋疲労です。
全身の筋肉が疲労して固くなって、動かなくなってしまって腰が動き過ぎてしまう。そして、腰がグキっといってしまう。
ぎっくり腰の中でも、1番の原因になるのが股関節になります。
やはり腰に最も近い部分ですし、体を支える土台になりますからね。そして
その股関節周りの筋肉である・大腿筋膜張筋になります。
大腿筋膜張筋が固くなることで股関節が固くなる、そして動かなくなる。
そうすると股関節が動かない分、腰が動かざるおえない状態になり、痛めてしまうのです。
なので股関節・大腿筋膜張筋、ぎっくり腰治療においてとても重要になりますので
ストレッチをしてしっかり固さを取っていきましょう!
股関節・開脚の正しいストレッチ
このストレッチはぎっくり腰・股関節の痛み、固さにもすごく効果的なものになります。本日は2つのストレッチをお伝えします。
この2つと順番がポイントです。
ストレッチの注意点
股関節のストレッチ、つまり内転筋群・ももの内側の筋肉を伸ばしただけでは、実は開脚もできないですし股関節も痛めてしまうんです。
間違った股関節・開脚ストレッチをしてしまうと
股関節痛めてしまいます。
内側の筋肉を伸ばす前に、ある1つのストレッチをすることによって、股関節が正常な動きになるので
開脚も出来ますしぎっくり腰や股関節を痛めることの改善や予防することも出来ますのでぜひ参考にしてみて下さい。
股関節というのは、開脚という動きは、外転ていう外に開くという動きです。
この外転・外に開くを普通にしても、開いた時に股関節が当たってしまう・ぶつかってしまうんです。
だから内側の筋肉を伸ばすストレッチをしても意味がないんですし、股関節痛めてしまうんです。じゃ何をすればいいかというと
この股関節を外に捩じって外旋してから外転する。
外に開くことによって股関節は動く・開くのです。
そうすると開脚できるんです。
まずももの内側の筋肉を緩めるのではなく
外旋という外に捩じる動きが出来ないと構造的に股関節は開脚できないんです。
なので分かりやすくお伝えすると、股関節が内側に捻じれてしまっている方は
外に上げようとするとすぐに限界がきてそれ以上上がらなくなります。
これは股間節が当たってしまって、詰まってしまってもうそれ以上いかない状態なんです。
にもかかわらずそういう動きを続けると股関節痛めてしまいます。
股関節を痛めてしまうので股関節を動かないようにします。そうすると次はどこを動かすかというと腰を動かしちゃうんです。
腰に無理がかかってしまって腰を痛めてしまう。
股関節を痛めることにもつながりますから
ももの内側だけを伸ばすというのは危険なのでやめて下さい!
さらにぎっくり腰や股関節が悪化してしまいます。
ストレッチの重要筋・大腿筋膜張筋
ようは、股関節を内旋・内側に捩じる筋肉が固いからこそ、外旋しないわけじゃないですか。なので
内旋する筋肉を緩めてあげれば外旋できるようになります。
そして外旋した状態で外転していけば、外に捩じりながら、外に開いていけば股間節が開脚出来るわけです。
その内旋する筋肉というのが
大腿筋膜張筋になります。股関節の横側についてる筋肉です。
上前腸骨棘っていう骨盤のでっぱりから、少し下に行くとまたでっぱりがあります。これが大腿骨「足の骨」のでっぱりで大転子と言います。
その大腿骨「足の骨」のでっぱりまでついてるのが大腿筋膜張筋です。おしりをグッと横に振ると出てくる筋肉です。股関節の内旋する筋肉です。
やり方はすごく簡単です。股関節痛の予防にもなります。
ストレッチのやり方
ストレッチ①
まず椅子に浅めに座ります。深く座るとうまく行きません。右足から行きましょう。右足を左膝に乗っけます。
で股関節が固い方は足が上がります。外に開かないです。
この上がるという動きは内旋という動きなんです。内旋する筋肉が固い方は、足というか膝が上がります。下に押しても外に開かないです。
内旋する筋肉が固い方が、内旋する筋肉を緩める前に
ももの内側・股関節を伸ばすストレッチをしてしまうと
股関節痛めてしまうんです。
*レベルが1~4まであるので、無理をしないで自分合ったレベルで行って下さい。
【レベル1】なのでまず内旋してる状態を外旋させます。外に捩じる動き・右膝を下に押さえます。
そして抑えた状態をキープしながら体をグーっと伸ばします。
伸ばすことによって、固い方はもうこれで股関節の外側・大腿筋膜張筋のあたりが突っ張てきます。
【レベル2】体を伸ばしながら、頭を出来るだけ下げないように腰から下ろしていきます。体を前に倒していきます。
頭を下に降ろす・下げるのでなく、頭は降ろさないで体だけ前に倒していきます。右膝は押したままの状態です。
そうするとさらに伸びてきます。これで物足りる方は深呼吸してキープです。
【レベル3】体はそのまま伸ばしながら、頭下げないで体だけ反対・左に倒します。そうするとさらに伸びてくると思います。
【レベル4】レベル3の状態から、体全体を右に捻ります。顔だけでなくて腰ごと捻るんです。
ようは股関節の外旋を入れてくわけです。内旋する筋肉を伸ばしたいので、外旋をいれてくんです。
そうするとさらに伸びてきます。このストレッチをすることによって
股関節が外旋する準備ができるんです。
股関節が内旋した状態で上げるとぶつかっちゃいます。ぶつかちゃって痛めちゃいますから
外旋する環境を作ってから股関節を開脚するんです。
反対側もやっていきます。だいたい30秒くらい、長くて1分くらいです。
そうすると股関節が外旋出来るようになって外転できる準備ができるわけです。
ストレッチ②
股関節・股割りのストレッチです。ももの内側、つまり開脚ストレッチです。
この時のポイントとしても、股関節を外旋したいんです。外旋させて開脚するんです。
なのでつま先の位置も意識してください。つま先の向きも内旋させるのでなくって
外に向けた状態でできるだけ股関節も開いたほうがいいです。
手を膝に置いて腰を落として、膝も外に向けながら、ももの内側を伸ばします。
外に向けながら体・肩を入れていく。そうすると
股関節が正常な動きをしながら外転つまり開いていくんです
そうすることによって
股関節を痛めずに筋肉だけを伸ばすことが出来ます。
だんだん柔らかくなってきたら腰をどんどん落としていってください。こういう2段階のストレッチを踏むことによって
股関節の正常な動きを維持しながら開脚出来るようになるんです。
間違った内旋しながら外に開く開脚してしまったら、股関節痛めてしまいます。
股関節痛めてしまいますし関節が動かないですから
筋肉が伸びようがないんです
で股関節動かない代わりに腰が動き過ぎてしまって、腰を痛めてしまいます。
股関節が固くなると腰が動き過ぎてしまいますから。
まとめ
2つのストレッチと順番がとても重要になります。
ストレッチ①「大腿筋膜張筋のストレッチ」
股関節を外旋させるために、内旋する筋肉を柔らかくする。
ストレッチ②「股関節のストレッチ」
ももの内側の筋肉を柔らかくする。
そうすると
股関節の固さが取れ、股関節が動くようになり
ぎっくり腰も股間節痛も改善・予防できようになります。
ぜひこの股関節・大腿筋膜張筋のストレッチ試してみて下さい!ぎっくり腰の他のケアを知りたい方はこちらをご覧ください。
当院ではまず問診やカウンセリング、そして検査に時間をかけ、しっかりとぎっくり腰の原因をつきとめていきます。
なぜ痛みが出ているのか、なぜ痛みが今まで取れなかったのか、原因は何か、そしてどこをどのように治療をしていけばいいのか
日常生活の注意点は、ストレッチやセルフケアをしっかりと説明させて頂きます。
あなたはいつまでも痛みのあるところ、腰に対してマッサージや電気、温めたりや鍼の治療を続けますか?
もしもあなたが
少し動いただけでも痛い
初めてぎっくり腰になってどうしたらいいかわからない
ぎっくり腰を何度も繰り返している
これから先もぎっくり腰を繰り返してしまうのか不安
ストレッチやケアの仕方がわからない
このぎっくり腰を今すぐなんとかしたい。でも治らなかったらどうしよう…
このままぎっくり腰でちゃんと歩けなくなったらどうしよう・・
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